御挨拶

ホームページをご覧いただき有難う御座います。ふくだ針治療院はり師の福田宗ニと申します。

私は初めて来院される患者様に必ずお話することがあります。「私が今から照明を消します。」実際に消して見せてから...「照明が消えた原因は何でしょうか？」とたずねます。

患者様は、当たり前の事ですが、照明が消えたのは...「OFFスイッチを押したからです。」「これが原因です。」と答えますよね。照明が消えた原因を「痛み」等の症状に例えてみましょう。もし、照明が消えた（痛み又は症状が出た）原因が下記の４つだったらどうでしょうか...

①電球が切れた ②ブレーカーが落ちた ③変電所のトラブル ④電気料金が未払い

もし、①「電球が切れた」ことが痛み(症状）の原因だとしたら、その痛み（症状）を〈局所性〉と呼びます。②③④の「電球以外のトラブル」の場合は、痛み（症状）の出たところ以外に原因があります。 この場合の痛み（症状）を〈中枢性〉と呼びます。
中枢とは、「脳」と「脊髄」です。脳内⇆脊髄⇆痛いところ（手足等の局所）での神経伝達のやりとり、ここの経路のトラブルが〈中枢性の痛み・症状〉の原因です。

病気の原因には、病原体や有害物質等の影響によるもの、食習慣等の生活習慣の影響によるものがあります。戦後復興…高度成長に伴って、生活や食習慣は大きく変化し、私たちの健康に良くも悪くも大きな影響を与えています。 実際に「ありとあらゆる検査と治療をしたけれど治らない。」「症状を訴えても、検査は異常無しなので様子を見て下さい。」とよく耳にします。 『日本全国の腰痛患者2800万人。8割が原因不明』（2013/03/24朝日新聞社より）と報道されたこともあり、多くの方が原因不明のまま、対症療法を続けているのが実情です。

では、腰痛患者の8割が原因不明で、治療しても治らないのはなぜでしょうか？

以前、私は野球部に入っていた中学生を治療したことがありました。その少年はピッチャーをやっており肩が痛いためにボールを投げることができなくなってしまったというのです。
私は、「肩が痛い」少年の肩を一切治療せず、「首と腰」の治療のみを行いました。すると治療の翌日、その少年は見事に完投勝利を遂げることができたそうです。 この治療例を先ほどの電球にたとえると、少年の痛みは「電球が切れた」（局所性疼痛）」のではなく、「電球以外のトラブル（中枢性疼痛）」が原因であったということになります。

近年、有機農法、無農薬農法による作物がたいへん人気となっています。お買い求めになって素晴らしさを実感済みの方もいらっしゃるでしょう。

農業も畜産業などもみな同じで「自然に逆らうことなく、手間暇かけて向き合い、育てた」ものは、素晴らしい恵みを人間に与えてくれます。

私が施す治療も、丁寧に真剣に患者様と向き合い、原因不明の痛み（症状）の原因をつきとめて治します。大量生産が不可能な有機農法、無農薬農法と同じように、手間暇かけて痛み（症状）を取り除いてまいります。

私は身体の不調で苦しんでいらっしゃる多くの患者さまをお救いしたいと思っています。

ぜひ、あなたもふくだ針治療院をお試しください。